雨の日と月曜日には
ゆっくりゆったりと読書。
首輪をつけた捜査官 竹本昌生著
このタイトル!
センスに気絶。
訓練士道という道があるならば
遥か先を歩み続けられた竹本先生。
感謝状や優勝トロフィーで
事務所が埋め尽くされるほどの訓練士実績。
ただ、僕の心酔するところは
勲章やメダルなどのような虚構ではなく
いち訓練士として
犬と向き合い、訓練と向き合い
積み重ねたどり着かれたその境地と姿勢。
今から20年ほど前の地方大会
これから本番だというのに
のどかに戯れていた竹本先生と訓練犬は
自宅にいるかのようなリラックス感
その脱力には感動と感銘。
この日はもちろん
竹本先生の優勝で閉幕。
すぐに感化されて熱くなり
竹本先生のいる領域へ僕も行く!
なんて決意をしたんだけれど
そうやって熱くなって力むから
むしろ遠くなっちゃってるし…
心から犬を愛し
たいせつに育て
訓練そのものを昇華させた竹本先生
心の底から
ありがとうございます。
もっともっと
お話を聞いてみたかったなぁ。