ようこそ 犬の学校 尾張警察犬訓練所へ。 ~選んだ職業に誠実でありたい それだけ。~ 犬を飼い始めるきっかけはさまざまですね。 しつけの方針や思い描く暮らしも ご家庭によっていろいろ。 何より、同じ犬は二頭とておりません。 ご縁で出逢えた人と犬。 「その歓びとちょっぴりの不安」のおかげさまで こうしてお逢いすることができました。 訓練士 南波も、想いは一緒です。 飼い主様との出逢い ご愛犬との出逢いに いつも心躍ります。 尾張警察犬訓練所に カリスマ訓練士は在籍しておりません(笑) ひとえに 素敵な飼い主様とユーモアたっぷりな犬達に 支えられております。 今 自分のいる業界。 ここ数年訓練所をとりまく環境は著しく変化し 市況の趨勢、ニーズの多様化、働き方の改革など 今の時代の加速感に適応する力が求められており そのための座組を改める必要性を通年感じております。 訓練士にとって 働き甲斐のある職場であり職業であること 選んでくださったお客様にとって 価値あるサービスのご提供となること を座標に定め法人D.sideとしてデザインを再構築。 20周年にあたる令和5年に新展開を迎えました。 犬業界全体がどうかは計り知れないけれど 自分の身近なところでならはっきり言えます。 私の周りの訓練士さん、トレーナーさん、 トリマーさん、ブリーダーさん、獣医師さん そして飼い主様は誠実で素敵な方ばかり。 訓練士道、この道の仲間。 後輩から先輩、果ては大先生、恩師まで。 たくさんのご縁に恵まれ しみじみと感じ入りました。 これほど尊敬できる方が多いなんて。 心の底から誇りに思っています。 恩送り 家族を大切に。 家族同様のスタッフを大切に。 ひいては飼い主様、その愛すべき犬たちを大切に。 専門職として、生きざまとして。 「而立」十八歳で決意した訓練士という職業。 「不惑」気付けば四十を越えました。 まだまだ惑うことしきりの日々ですが こころある人の支えの中で 何とか今日までやってこれました。 胸の内に秘めておく想いだけれど どうしても言葉にして伝えたくて。 お世話になっています皆様 いつも本当に 心の底から、ありがとうございます。 恩返しではなく恩送り。 人。犬。隔たりなく 今度は私が支えられるように。 2023年12月吉日 尾張警察犬訓練所 所長 南波 大二郎 |