ほめるしつけ方のコツ③
わかりにくくご説明させていただくと
例えばおすわりなら
座ろうとした時の
□意識の起こり
□起動の瞬間から初動
□座る姿勢に至る身体の使い方
こそが
ほめる最善のタイミングとなります。
この時
ほめる際の声のトーンの使い分けも
身に付けなければなりません。
呼び戻しの練習であれば
呼んで、来て、座ってという
連続技となりますので
声に反応したことをほめる
来ようとしたことをほめる
座ろうとしたことをほめる
ということをひとつひとつ丁寧に
ほめて教えてから
三つの科目を繋げるわけです。
最善のタイミングと最適な声のトーン。
ここを手に入れると
ご愛犬は懐くし、調うし、伸びるし
何よりムダに叱らなくて済みます。
とは言え
これめちゃめちゃ難しいんです。
ほめるも叱るも何も
タイミングも音程もたいていズレてます。
でもそれでいいんです。
そこをほめようとしている気持ちは
ちゃんと伝わるんです。
冷静で大人な理想の上司のように
さとしてくれたり、ほめてくれたりしたら
そりゃ確かに素敵で憧れちゃうんだろうけど
飼い主様とご愛犬は
ビジネスで繋がってるわけじゃないんだから
ちゃんと向き合う覚悟があるのなら
甘い言葉ばかりじゃなくて
熱い心が欲しいこともあるわけで。
想い溢れて感情がほとばしる!
それもありなんです。
長くなりましたので続きは次回へ。