短歌。

[発つ前に 虫歯の治療なしおけよ
悔しき時を くいしばるため]

この短歌と出会ったのは
何かの本だったのか、新聞の投稿なのか
どこで知り得たのか、いつのことなのか
そのきっかけはすっかり忘れてしまいましたが

読んだ一瞬で、一生忘れないほど
心に沁みました。

その瞬間の感動はいまだ凛として
色褪せることはございません。

社会へと巣立つ我が子への
母親の想いでしょうか。

決して過保護にならぬよう
やがて訪れるであろう、我が子の巣立ちを
厳しくも優しく見守る母親。

我が身を以てご苦労を積まれ
沁みついた説得力と愛情

身につまされます。

お世話になっております皆様へ。
そして
尾張警察犬訓練所スタッフの親御さまへ。

改めて言わせてください。

いつも、優しく、あたたかく見守ってくださり
本当に、心の底から、ありがとうございます。

さても、昭和村の散歩道。
その路傍に書かれたこちらは川柳。

[美しく 咲いた花より 土を褒め]

この想い
今の私の心根となっております。

2020年9月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin