まずは

「過ぎ」を自覚するんです。

それだけでずいぶん
気を楽に持てます。

しつけの方法論ばかり溢れてますが

お留守番ができないのは
普段から自由にさせすぎ&干渉しすぎ。

都合良く無視されちゃうのは
おだてすぎ&嫌われたくなさすぎ

犬同士のトラブルは
わざわざ世間の流行りに合わせすぎ。

心配しすぎ。

そして何よりも

かわいすぎて
愛おしすぎ…。

いかがでしょうか。
これって
ご愛犬の問題ではなく
飼い主様の課題なんですよね。

おおげさに言えば
飼い主様の人生の課題。

だからまずは
どうかご安心ください。
飼い主様が抱く不安について
たいていのご愛犬は
そのストレスを乗り越えられます。

問題行動にだけコミットしても
解決には至りません。
引き金をひいてる原因が

ご愛犬の問題なのか
飼い主様の課題なのか

まずはここからです。

すぐにできるようにならなくても大丈夫。
まずは自覚さえ出来ていれば大丈夫です。

ほらほら
言ってるそばから
抱っこしすぎ！

雨の日と月曜日には

ゆっくりゆったりと読書。

首輪をつけた捜査官 竹本昌生著

このタイトル！
センスに気絶。

訓練士道という道があるならば
遥か先を歩み続けられた竹本先生。

感謝状や優勝トロフィーで
事務所が埋め尽くされるほどの訓練士実績。

ただ、僕の心酔するところは
勲章やメダルなどのような虚構ではなく
いち訓練士として
犬と向き合い、訓練と向き合い
積み重ねたどり着かれたその境地と姿勢。

今から２０年ほど前の地方大会

これから本番だというのに
のどかに戯れていた竹本先生と訓練犬は
自宅にいるかのようなリラックス感
その脱力には感動と感銘。

この日はもちろん
竹本先生の優勝で閉幕。

すぐに感化されて熱くなり
竹本先生のいる領域へ僕も行く！
なんて決意をしたんだけれど

そうやって熱くなって力むから
むしろ遠くなっちゃってるし…

心から犬を愛し
たいせつに育て
訓練そのものを昇華させた竹本先生

心の底から
ありがとうございます。

もっともっと
お話を聞いてみたかったなぁ。

集まったのは

こだわりの飼い主様と
こだわりの強い犬種と
こだわり過ぎのこじらせ訓練士。

エアデールテリアクラブオブジャパン
会長のＳ様より有り難いお声かけをいただき

東海地区ファンデーにて
こだわりセミナーを開催させていただきました。

なにもしないの型
おすわりの型
リードの使い方
エクササイズ
等々

飼い主様もご愛犬も、もちろん僕も
できるだけこだわりを捨てて
細かいことにこだわらずフランクな空気感で！
をテーマにスタートしたものの

クレートの出入りのさせ方
おだちんの繋ぎ方
リードのテンションなど
どうしても気になってしまい

実技と実践メインで
あっという間の２時間。

エアデールテリアクラブオブジャパン
会員の皆様、飼い主様方々
遠方より足をお運びいただきまして
まことにありがとうございました。

いただいた有り難いお言葉に
やる気が出ますっ！

いつだって真っ先に人と犬を思いやり
ぶつかる角なら丸くして治め
待つ、見守る、受け容れるという姿勢で
イベントの企画から進行まで
見事にまとめてくださった会長奥様

おかげさまです。

僕の方こそ学ばせていただいております。

心の底から
ありがとうございました。

花曇り。

訓練試験を終えてホッと一息。

無事に合格です。

美味しいコーヒー淹れますね。

ワンオペで
へとへとになって帰宅。
気持ちに余裕がなくって、つい感情的になって。
理不尽な叱り方をした日の夜
スヤスヤと眠るご愛犬を見ては
今日の自分がイヤになって落ち込んで。

でもご安心ください。
ご愛犬なら大丈夫。
飼い主様が思ってる以上に気に留めてません。
いつも通り元気に食べて走り回ります。

ただ、落ち込んだ飼い主様は今夜
Mr.Childrenの「Sign」ぜひお聴きください。

さても閑話休題

時代はすでに
犬を「飼う」から「育てる」時代へ。

言うことをよくきく人目に賢い子とか
運動不足を解消するためのお散歩とか
よその子と仲良く走り回れる社会性とか

そこにゴールはありません。

「育てる」ということは
時間をかけて丁寧に向き合うということ。

どんなお困りごとでも
今すぐに効く魔法の粉のような
取り急ぎの特効薬があればいいのですが
皆様のご愛犬は
時短とか、誰でも簡単にとか
そんな方法論が通用しそうですか？
同時に
心あるフォロワーの皆様、飼い主様が
そんな方法論望むように思えません。

いただくコメントもDMも
愛情と責任感がぎっしり詰まってて
想いが溢れちゃっててもう
あったかいんだから…

特効薬とはいきませんが
お困りの飼い主様へ
コマンドトレーニングのコツをお伝えいたします。

“おすわりのマテ“であればとにかく

始まりと終わりはハンドラーが決めること！
です。

もういいよねって感じで目を覗き込まれて
慌ててヨシッて言わされないように。

おしまいの解除する前に
ご愛犬が勝手に解除しちゃわないように。

しつけをしているようで実は全て
ご愛犬の都合になっていることを自覚することで

ホンモノのつながりが生まれます。

楽しくて。

愛知の訓練士 翁坂さんは僕の大先輩。
時折コーチングをいただいてます。

芸の教え方からオビディエンス
さらには嗅覚の訓練にいたるまで
ほとんど全てに精通していて

専門職としての業は逸品
その感性と感覚は絶品。

コーチングがうまいから
犬たちだけでなく
訓練士も見事に乗せられて
みんなやる気満々
笑顔いっぱい楽しくて楽しくて
訓練士としてこの上ないひととき。

翁坂さんの謙虚な姿勢と大胆な発想
一貫性のある責任感と継続力
見返りを求めることのないその愛には
いつも頭が下がります。

ダンベルを取りに行くスピードと戻るスピード
同じでなければ良い訓練とは云えないでしょ。

信じてあげなさい。
訓練が楽しければその嗅覚を最大級に発揮してくれるから。

枚挙に暇がない翁坂語録はどれも
僕のたからものです。

さても

ドッグトレーニング
基本服従訓練
ご愛犬のしつけ
犬の行動学
問題行動の矯正専門

色々と謳い文句はございますが

飼い主様側の意識やリテラシーは明らかに

ご愛犬を「飼う」のではなく「育てる」
方向に向かっていて

飼い方ではなくて育て方を知りたい！

伝え方と汲み取り方を学びたい！

そんなご依頼が増えてまいりました。

“飼う”だとタスク “育てる”は歓び。

育てるとなれば

コスパやタイパ、時短のしつけ
どの犬もみんな同じ簡単にうまくいく方法
芸ができれば賢い
といった概念が一切通用しなくなるので
最初だけ、ちょっとだけ
諦めたくなるかもしれませんが

大丈夫です。
背中おします！

訓練士として積み重ねてきた
ほんのちょっぴりの勲章と
引き出しにしまいきれないほどの失敗体験。

お客様、フォロワー様へ
ご愛犬の「育て方」を発信してまいります。

犬を学ぶ会主催

生配信オンラインWebセミナー
開催いたしました。

ご視聴くださいました皆様に
まずもって御礼申し上げます。

まことにありがとうございました。
支えられて、おかげさまです。

主催者様にとっても初挑戦。
申し込みから配信まで全てオンライン
時代の潮流に合わせた企画。

徹夜に打ち合わせに広報に
たくさんの熱量をありがとうございました。

そしてもちろん！
ガラパゴス発アナログ脳経由な僕にとっては
もはや右も左もわからなくなるくらい
同じく初めての挑戦。

そもそもWebセミナーって何？
へぇこれがパソコンですか？
クリックってどこ？どっち？
というところから懇切丁寧にご指導たまわり

昂りすぎて全く眠れませんでしたが
本番でちょうど良いテンションに着地。
無事に本番を迎えることができました。

セミナーの内容は
犬を学ぶ会@inuwomanabukaiへどうぞ。

さてもさても

成功から学ぶことがあり
失敗から学ぶこともあり
どっちの体験も僕の人生の財産。

訓練士であり続けるための進化と適応。

さぁさぁ
一歩踏み出しましょ！
背中おします！

申し上げます。

僕自身も初めての挑戦で胸が高鳴ります。

犬を学ぶ会主催の
ウェブセミナー講座

概要などは
お問い合わせ、お申し込みは
犬を学ぶ会へ @inuwomanabukai

心よりお待ち申し上げます。

■溢れすぎる愛情と強すぎる責任感に
日々振り回されてる飼い主様へ

■初めての犬育て うまくできるか心配…
ご愛犬のしつけというよりは心配性の飼い主様へ

■芸はするんだけど、ここぞでは全く効かない…
つながりが物足りない飼い主様へ

■ご愛犬のこととなると振り回されっぱなし
いつも外重心の飼い主様へ

■流行のしつけやトレンド情報に振り回されて
ひとり悶々とお悩みの飼い主様へ

■こういうところが知りたいのに
なかなか聴けないんだよねという飼い主様へ

■白黒つけたいお話も
ニュアンスカラーなお話も
たっぷりお届け。

正論と理論だけで「犬育て」はおぼつかない。

感情論だけではそもそもわかりあえない。

訓練士という職業を
愛しすぎて
こだわりすぎて
あれこれこじらせてきた訓練士のセミナー
どうぞご期待くださいませ。

本番の会場にて。

犬を学ぶ会主催
初のWebセミナー講座に向けて
念入りな打ち合わせ。

犬を学ぶ会の皆様の人間力に魅了されて以来
様々なイベントや企画に
ご一緒させていただいております。

お会いするたび
教わることの方が多くて

歳を重ねてなお益々若く
その好奇心や向上心、探求心、協調性
何よりもその
他者への敬意と利他の心に

心地よく気絶。

さても３月２日土曜日
初の試みに向けて胸が高鳴ります。