本当に教えたい「待て」とは。

ご愛犬にがまんを覚えさせるのではなく

”安心してあきらめるさせる”
ということなんです。

フォーカスしていただきたいのが
待っている時のご愛犬の表情。

ちゃんと安心できている。
すっかりあきらめている。
という情緒の結び。

ここがポイントなんです。

そんな時の表情はとても柔らかく
呼吸も穏やかに目を細めています。

我慢を教える「待て」の先では
期待と興奮、反発と無視の関係性へ繋がり
結ぶどころかほつれてしまいます。

一番教えたい「おすわり」も同じく
諦めなさいから教えると
ストンと座るようになります。

その先の不安を取り除くことで
安心して座れるようになるわけです。

この練習のコツは
ハンドラーがゆっくり動くこと。
太極拳のようにゆっくり。

速い動きや隙間ない声かけは
犬の本能や感覚を刺激してかえって
ジタバタさせてしまいます。

待て待て言わずに
穏やかに静かに
そしてゆっくり動く。

梅雨入りの季節こそ
お楽しみくださいませ。

2023年6月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin