ほめるしつけ方のコツ②
ただほめれば喜ぶって
そういうわけではないんです。
賞状もトロフィーも名誉も
ご愛犬は喜びません。
飼い主様の喜ぶ姿を見て喜ぶんです。
あなたが大喜びする姿を見ると
それこそが嬉しくって歓喜するんです。
人と犬、与え合う光景を目にするたび
この先も僕は“選んだ職業に誠実であろう”
と、改めて決意をかためます。
さて、ほめるしつけのコツ②。
テクニックでほめたって
ご愛犬は見破ります。
おおげさにほめたり
演技でほめたって
ご愛犬はどこ吹く風。
たいせつなのは
そこに宿る「しみじみとした感情」
なんです。
しつけの中でご愛犬と向き合い
ご愛犬の些細な成長を見逃さず
成長に向かう変化を見守るんです。
結果でなく成長を愛でてください。
以前に飼育していた子の出来や
同じ犬種の子を引き合いに出して
うちのこの子は…とか
比較しないクセをつけてください。
当たり前なんてなくて
今ここにいてくれて有り難うって
しみじみと沁みてきます。
静かに穏やかにしっとりしみじみと
成長する姿を喜んであげてください。
そこをほめようとしている気持ちは
ちゃんと伝わります。
「伝えよう」よりも
成長を「汲み取ろう」から始めます。
また長くなりましたので続きは次回へ。