「おすわり」と「待て」。
僕の幼少の頃、つまりは昭和の時代から
連綿と続くしつけの基本。
この連綿と受け継がれし「座る待つ」という
‘行動とカタチ’。
これを教えることを‘芸’と呼びます。
芸’をしている時のご愛犬の意識、感情は
「執着する、我慢する、溜める」なので
カタチを解除するやいなや
かえってご愛犬の興奮が昂ぶったり
上がりやすいテンションを更に煽ってしまいます。
さて、ここがお悩みどころ。
こんなにしつけしてるのにっ!
普段ならおすわりとまてはできてるのにっ!
なんでよっ?のところなんです。
‘芸’ができたところで山の四合目。
さあそこからがいよいよ本番です。
目指す山頂『調和のとれた暮らし』に向けて
覚えていただきたい『型』は
●焦って座るではなく、安心して座る「おすわり」
●執着して待つのでなく、諦めて脱力した「待つ」
『情緒』と『調和』の心を意識した
「おすわり」と「待て」の型。
「芸」ではない、しつけの型。
習得されてみてはいいかがでしょうか。